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彼岸花

 収穫が終わった田んぼのあぜ道に、彼岸花を見かけます。ここ宮前町でも、最近よく見るのですが今年は特に多いような気がします。

 彼岸花は曼殊沙華(まんじゅしゃげ:サンスクリット語からきている言葉)とも呼び、茎と花だけの姿が知られていますが、花が散ったあとに、葉が出てくるようです(花のある時、葉っぱなし、葉のある時に花はなし、と言われています)。赤い花であることから火を連想し、家に持ち帰ると火事になると子供のころに聞いた記憶がありますが、緑の風景の中に、ところどころに咲いている赤いアクセントは、印象的な風物詩です。