本日、政府が緊急事態宣言を出す、とのニュースが流れております。根本的な治療薬やワクチンが無い中、終息の見込みが見えてきません。そんな中、IPS細胞研究の山中教授(以前ににブログを紹介)が、東北大学の大隈教授の興味深い話を載せておられます。かいつまんで言うならば、日本が今回のウィルス感染で重症化・死亡する(人口に対する)比率が他国に比して少ないのは、国民の大多数が幼少期に接種したBCGと関係あるのでは、というものです。BCG接種をしていないイタリアやアメリカ、そして接種している他の国、日本も含めて、その差が歴然としているというのです。確証のあるものかどうかは不明なものの、数値データによる予測もあながちフェイクニュースとするものではないと思われます。
我々がBCGを接種した時、左肩に四角形の点々、そのあと化膿している人もいたりした、やっかいな記憶があります。それが、今回のコロナに対抗できる特効薬、というのか防壁となるのか、淡い期待をするところです。
大隈典子の仙台通信 Website
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