近年、この亀岡市近郊の町でも光の祭典の開催は少なくなっています。そんな中、この宮前町ききょうの里内で行われている「京都丹波夢ナリエ」は、今年で8回目を迎えております。この地の冬の風物詩といえます。
この日、4時30分から行われた開園式には、亀岡市長・桂川孝裕様、京都府南丹広域振興局農林商工部長・上原弘明様、亀岡市議会議長・齊藤一義様、亀岡市観光協会会長・楠善夫様、衆議院議員・田中英之様、京都府議会議員・田中英夫様、〃・中村正孝様、亀岡市議会議員・奥野正三様、等々、多くの方々の参列がありました。
夢ナリエ 開園式 宮前町自治会長 挨拶
宮前町自治会の太田です。
本日は恒例となった宮前町の風物詩・夢ナリエの開園おめでとうございます。
また桂川市長さまをはじめご来賓の皆様には、多忙な中、また遠いところ、お越しいただきありがとうございます。
今年に入ってコロナ禍の感染防止の観点から、亀岡市や地域自治会が主催する人が集まるイベント・事業は、ことごとく中止か延期となりました。このききょうの里も、夏前には、開園するかどうかで、おおいにもめましたが最終的には防止対策をした上で開園し、また秋にも第2弾の開園が出来ました。
開園が決まり、私はSNSなどを通じて、知り合いに発信を続けておりましたところ、何人か何組かの若い人や若い家族が来てくれました。その子たちが口をそろえて言うことには、「コロナで外出自粛・家に籠りがちで、ききょうの里があるということで、観にいくことが出来、心が晴れ晴れとしました」という内容でした。その方だけでなく、多くの来園者も、特に今年については、そういう思いを強くされたのではないでしょうか。
さて地域の活性化という言葉が言われて久しいですが、一般的なイメージとしては、何らかの事業が起こり、人が集まる事によって、地元が経済的にうるおう、という意味で使われることが多いと思います。ところが、このききょうの里周辺のロケーションでは、なかなかそういった事は期待できないと思われます。ただし、私は、先ほど述べたように「ここに来て心が晴れた」といってくれた一言で、この場所の値打ちがあったと感じています。モノの活性化でなく、心の活性化があると感じます。
これから約1か月、感染防止に留意しつつ、来場した人々の心を癒し、また感動してもらえるよう、関係者の皆様のご支援ご協力をお願いいたしまして、私のご挨拶にかえさせていただきます。
ありがとうございました。
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